防虫剤の臭いの原因は?
防虫剤の気になる臭い、その原因とは何でしょうか。虫に喰われては困る大切な衣類を守るためとはいえ、防虫剤の臭いが気になる、嫌という人は多いですよね。
防虫剤の臭いの原因は、パラジクロロベンゼンやナフタリンなどの防虫成分です。防虫成分の中には、頭痛やめまいなど人体に影響を与えるものもありますから、人が多くいる場所に着ていく際には、臭いをとっておいた方がよいでしょう。
防虫剤の臭いの取り方
風に通してみる
防虫剤の臭いの原因は、揮発性の物体。
揮発性の物体は、気体になって飛んでいくので、風通しの良い場所に吊るしておくだけでも防虫剤の臭いが取れますよ。
ハンガーにかけておくだけで防虫剤のいやな臭いが取れるのであれば、そこまで面倒ではないですよね。
ただし、すぐには臭いが取れないので、2,3日は吊るしておくことが必要です。
風通しのよい場所に干せない場合は、扇風機を当てるのも良い方法ですよ。
また、布団や毛布などの大きいものは、天日干しが効果的です。
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洗濯してみる
衣替えしたものをすべて洗濯するとなるととても大変かもしれませんが、洗濯をすることによって防虫剤の臭いはほとんど取ることができますよ。
方法は、いつもどおり洗濯するだけなので、とても簡単です。
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ただ、臭いが繊維の奥までこびりついている場合には、通常の洗濯では臭いが取れないこともあります。
そんな時は、酸素系漂白剤を使えば解決!
汗染みにも効果的な酸素系漂白剤は、消臭効果もあるので、衣替えの時期にも大活躍しますよ。
洗濯なら、ハンガーに吊るしておくだけよりも早く臭いを取ることができるので、すぐに着たいものだけでも洗濯するといいかもしれませんね。
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市販の消臭グッズを使ってみる
こちらも簡単な方法。
市販の消臭グッズと共に、ポリ袋などの密閉できる袋に入れておくだけです。
一番効果的なのは、冷蔵庫の脱臭剤だそうです。
こちらもビニールに入れて密封し、一晩置いておくだけできちんと臭いを取ってくれますよ。
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急いで取りたい時の救世主!スチームアイロン
繊維の奥まで入り込んだ臭いはなかなか落ちにくいので、数日間風を通しただけではなかなか臭いが取れないこともしばしば。
そんな時はスチームアイロンを使ってみましょう。
防虫剤の臭いは熱や水分に弱いので、スチームアイロンは臭い取りにまさに絶好のアイテムなんですよ。
アイロンをする一手間はありますが、これだけで繊維の奥の臭いまで取ることが出来るならやってみる価値がありますよね!
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入浴後のお風呂場を有効活用!
入浴後の湿気がとてもすごいお風呂場は、実は臭い取りに絶好の場所。
蒸気がスチームアイロンの代わりとなって、臭いを取ってくれるんです。
ハンガーに吊るして、一晩かけておいたあと、翌朝に陰干ししてくださいね。
お風呂上がりについでに出来るので、まずはこちらの方法を試してみるのもいいですよね。
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最後はクリーニング頼み!
上記の方法で試してみても臭いがなかなか取れない場合には、最後はクリーニングに出してみましょう。
お金はかかりますが、プロに任せれば安心ですよね。
衣替えで衣類が臭いのはカビが原因の可能性も
衣替えをしていて臭いが気になる…でも防虫剤の臭いというより、カビ臭い気がするということもあります。
見た目には綺麗に見える衣類でも、繊維の奥深くに入り込んでいる汚れが取り除けていなかったり、洗剤のカスが残っていることがあります。衣類を保管している間に、これらがエサをなりカビが発生し、衣替えで衣類を出した時にカビ臭さを感じることがあるのです。
カビ臭さをとる方法
カビ臭さをとるために、まず洗濯を行いましょう。その上で、風通しのよい場所で天日干しをします。日光の殺菌効果は強いため、天日干しをすることでカビ臭さが軽減されるでしょう。
もし、目に見えるような黒いカビが衣類についている場合には、ゴム手袋をしてから綿棒に酸素系漂白剤を染みこませてカビの部分に塗り込み、お湯と規定量の酸素系漂白剤を混ぜ合わせて洗面器に入れ、衣類を30分ほど漬け込みましょう。カビを取り除くことで、カビ臭さもとることができますよ。
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意外と簡単!気になる臭いにはすぐ対策を!
防虫剤などの衣類についた臭いをとる方法についてご紹介しました。衣替えの季節に気になる臭いは、防虫剤の臭いでしょうか、場合によってはカビによる臭いかもしれません。
どちらも、意外と簡単に臭いを取り除くことができますので、気になる臭いは放置せずに、対策するようにしましょう。