フェミニンコーデとは?
フェミニンコーデとは女性らしい雰囲気のファッションで、その中でもより保守的でおとなしいコンサバスタイルや、華やかさのあるスタイルなど、スタイリングの幅は広くなります。
柔らかで優しそうな雰囲気や、清楚で上品な印象を持たれやすく、オフィスカジュアルやセミフォーマルといったシーンでも人気です。
また、フェミニンコーデでは、色使いもビビッドなものよりはニュアンスカラーなど、ベーシックな配色にも合わせやすいものを好む傾向がありです。
例えば、黒や白、ベージュやネイビーなどのベーシックカラーに合わせても馴染みやすい、ベージュピンクやアイスグレーなども人気です。
同じ女性らしさでもガーリーとの違い
同じく女性らしく柔らかな印象のガーリーコーデですが、実はフェミニンコーデとは少しニュアンスが異なります。
フェミニンが女性らしいとするならば、ガーリーは女の子らしいといった印象になります。
幼く若々しい、甘めな印象のファッションが、ガーリーファッションのイメージに近いです。例えば、フリルやレース、リボンなどの可愛いモチーフを好むのも、ガーリーファッションの特徴です。
フェミニンの場合には、幼い可愛さよりは大人っぽい知的な女性らしさなので、例えばミニスカートよりはロングフレアスカートなどを選びます。
同じ綺麗めでもマニッシュとの違い
同じくオフィスカジュアルや綺麗めコーデに人気なマニッシュコーデとはテイストが異なります。
マニッシュコーデの場合にはハンサムでクールな印象となり、フェミニンコーデとは対極になるようなイメージとも言えます。
春夏秋冬のフェミニンコーデのポイント
春のフェミニンコーデは軽やかさが鍵
春のフェミニンコーデでは、厚着やダークトーンのコーディネートなど冬ファッションの冬眠から目覚めるように「軽やかさ」を意識するのがおすすめです。
例えば、まだ肌寒さも残る春先には、同じニットトップスでもパステルカラーなど明るい色を選ぶのがおすすめです。
シャツやブラウスを一枚で着るにはまだ少し肌寒い春のフェミニンコーデには、パステルカラーやペールカラーの薄手ニットが重宝します。
ベージュのワイドパンツに合わせて、プリーツスカートと合わせて、と着回しもしやすいですよ。
夏はシアーな透け感やレースが人気
夏のフェミニンコーデでは涼しげで動きのあるアイテムがおすすめです。
他のシーズンに比べてアウターなどの着用率も減るので、一枚でフェミニンな雰囲気を印象付けてくれる、透け感のある素材や動きのあるデザインが好相性です。
シアーな透け感のブラウスやレースモチーフのトップスは、シンプルなボトムスに合わせても女性らしい華やかを感じさせてくれるのが魅力です。
秋コーデでは光沢やしっとりとした素材感
秋は落ち着きのあるシックな装いも人気なので、女性らしく上品な印象のフェミニンコーデも好相性です。
しかし、同じ季節の変わり目のファッションである、春服コーデっぽくならないように配慮も必要です。春服っぽくなってしまうと、なんだか寒々しい、秋らしい季節感がない、などといった印象にもなりやすいのが問題点です。
秋らしい季節感を意識するには、例えば光沢感のあるベロアプリーツスカートや、ピーチスキンのスラックス、光沢のあるサテンブラウスなど、アイテムは同じでも素材で春服との違いを取り入れましょう。
冬は重たくなりすぎない柔らかさ
冬服のファッションはどうしても防寒を意識するために、ウールコートやナイロンダウンなどユニセックスな素材感の着こなしが増えやすいです。
そんな中でも、女性らしいフェミニンコーデにするには、重たくなりすぎない柔らかさを意識するのがおすすめです。
具体的には、例えばニットの場合には厚みやボリュームのあるローゲージやミドルゲージよりも、薄手で綺麗めな印象のハイゲージニットがフェミニンコーデには好相性です。
また、ニットワンピースの場合にも、ラフでリラックス感のあるゆったりニットワンピースよりも、ある程度ボディーラインのメリハリのあるベルトデザインや切替デザインのニットワンピースがおすすめです。
まとめ
優しげで品のある、女性らしいフェミニンコーデはオフィスカジュアルなどセミフォーマルなTPOにも取り入れやすい万能ファッションです。
年齢層を問わずに受けが良く、上品で華やか、清楚で知的と良い印象を持たれやすいので、デートなどにもおすすめです。
フェミニンのつもりが地味な老け見えやコンサバになりすぎないよう、華やかさや垢抜けた印象を意識してみてくださいね。