秋冬コーデに欠かせないニットですが、着膨れして見えやすいので着痩せコーデを意識することが、ダサ見えしないポイントです。

ボリュームのあるざっくりニットも流行していますが、ただトレンドアイテムというだけで飛びつくと予想外の事故を引き起こしてしまうかも…。
実際の体型以上に大柄でボリューミーに見えてしまわないように、華奢見えするアイテム選びとスタイリングを目指しましょう。

華奢に着痩せして見えるニットコーデのためには、骨格診断や体型に応じた選び方も大切です。
上半身のボリュームの有無、肩幅のバランス、首や腕の長さなどに合わせて、より魅力的に見せてくれるニットを選びましょう。

ゆったりとしたオーバーサイズなニットは着膨れしやすく、どんなにトレンドでも実はハードルが高め…ざっくりシルエットだから体型カバーになると思いきや着膨れしてしまうことも。
しかし、だからといって、ボディラインを拾いすぎるタイトなニットを選んでしまうと、お腹や二の腕、自分では見えない背中などの肉感を拾ってしまい、普段は気にならない肉付きが強調されてしまうことも。
ゆるすぎずタイトすぎない、程よいゆとりのあるニットを選ぶことでバランスよく見せてくれますよ。

アランニットやケーブルニット、リブニットなど、編み柄のデザインも実は着痩せコーデとは密接な関係があります。
ケーブルニットは縦方向の柄の配置なので、縦の視覚効果でスッキリと見せてくれます。もちろんリブニットも縦長の視覚効果はあるのですが、編み方の特徴上、どうしてもややタイトでボディラインを強調しやすい点もあります。

秋冬ファッションの定番アイテムですが、実はニット選びはこだわりポイントがいっぱい！体型別のニット選びの注意点をご紹介します。

体型別のニット選びのポイント１つ目は「上半身のボリューム」です。
例えば胸板が厚かったり、バストのボリュームがある方の場合にはニットは大柄に見えやすい鬼門。
そのため、Vネックやオフタートルネックなど、抜け感があり肌の露出バランスを調整しやすいタイプを選ぶのがおすすめです。反対に、首が詰まったデザインを選ぶと肉感がアップして上半身のボリュームがさらに大きく見えやすいので注意が必要です。

体型別のニット選びのポイント2つ目は「肩幅のバランス」です。
例えば肩幅が広い方が、着丈の短いワイドなボックスシルエットのニットを選んだ場合には、どうしても角張ったシルエットになり体型が強調されますよね。
また、なで肩の方がドロップショルダーを選んだ場合にも、丸みにあるシルエットが強調されてしまいます。

体型の気になるポイントを強要しすぎず、むしろバランスをとって補ってくれるようなシルエットや着丈のものを選ぶと、必然的にスタイルアップしていせてくれるので着痩せコーデもかなえてくれますよ。

体型別のニット選びのポイント3つ目は「首の長さ」です。
Tシャツやカットソーに比べて、厚みのあるニットを選んだ場合などは特に、首の長さによるバランスが如実に現れます。
例えば、首が短い方がボリュームのあるタートルネックを選ぶと首が埋まってしまいバランスが悪く見えてしまいますよね。反対に、薄手ニットのボトルネックや、厚手でもVネックを選べばまた見え方も変わりますよね。

体型別のニット選びのポイント4つ目は「体格」です。
スポーツ体型など筋肉質でガッチリ体型な方の場合には、体格が強調されてしまうこともあるので、体型の長所を生かすようなニット選びをすることで、結果的に着痩せコーデもかないます。
例えば、筋肉質な体格だけれど首は長い体型の場合にはその長所を強調するようなデザインのニットを選ぶとスッキリと見えますよね。
また、ニットの素材でソフトな印象をプラスするのもおすすめです。

体型にあったニット選びの注意点がわかったら、次はスタイリングでより着痩せ！
スッキリ見せるコーデ術を取り入れれば、重ね着で着膨れしやすい秋冬ファッションでも、バランスよく見せてくれますよ。

秋冬のニットコーデでスッキリ着痩せして見せるには、視覚効果を上手に活用するてクイニックも重要！
例えば、カーディガンやコートなどのアウターで、縦長なIラインの視覚効果を強調すれば、中に地厚なニットを着ていたとしても、縦の視線が強調されるので着膨れせずにバランスよく見せてくれますよ。

ここ数年トレンド傾向なボリュームのあるチャンキーニットなどはついつい着膨れしやすく、実は要注意アイテム！
しかし、合わせるボトムスをミニスカートやショートパンツにしたり、スキニーやストレートパンツでスッキリと見せることで、メリハリの対比で華奢な部分をアピールすることも可能です。

ニットに限らずよく知られている着痩せテクニックに『3首テクニック』というものがあります。その名の通り、3箇所の首を意識したスタイリングで露出バランスを調整することで抜け感が生まれ、華奢に着痩せして見せてくれると言われています。
3箇所の首とは、首、手首、足首を意味しています。

例えば、襟元の詰まったニットやタートルネックの場合には、袖をまくって細い手首を見せることで、着膨れ感が軽減され着痩せして見えると言われています。